エンディングノート

昨日に引き続き、エンディングノートを書いています。
まだ死というものがピンとこない歳ではあるのですが…

エンディングノートの前書きに、「終活とは」という記述があります。
その中で1番印象が深かったのが、以下の言葉です。

「本当に「死」が迫ってからだとよほどの精神力がない限り、なかなかその準備はできない」

その通りだと思います。
また、「死」というものが常に予告されるわけではありません。
交通事故、突発的な病気、家族のことを思う間も無く命が尽きてしまうこともあるかもしれません。
突然亡くなってしまって、ぽっかりと穴が空いたような家族の元に、このノートが届いたら、「あぁ、こんなこと思っていたんだな。こんな人生を送ってきたんだな」と、思い返してもらえるでしょう。
最後がどうであれ、愛情と感謝に満ちた幸せな人生であったことを家族に伝えられたら、家族も安心できるかもしれません。

私の両親は健在ですが、生まれた時から一緒に暮らしていて、私の面倒を見てくれていた祖母は、10年以上前に亡くなりました。
いろんな話をしたはず。
でも、忘れてしまっていることもあると思います。
おばあちゃんの親はどんな人だったのか、兄弟はどんな人だったのか、どんな人生を送ってきたのか、どんな風に祖父と出会ったのか、父はどんな子どもだったのか、私が生まれた時どんな風に思ったのか…聞きたいことがたくさんあります。

私がいつ死ぬのかはわかりませんが、夫や家族のために、いろいろなことを書き残していくのもいいかなと、書きながら思いました。


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