高度専門職1号ハ(続き)

高度専門職1号ハについてお話ししていました。
学歴、職歴に続きまして、年収に振られているポイントからです。

活動機関および外国の所属機関から受ける報酬の合計が年3000万円以上だと50点、2500万円以上3000万円未満だと40点、2000万円以上2500万円未満だと30点、1500万円以上2000万円未満だと20点、1000万円以上1500万円未満だと10点です。
「イ」「ロ」に比べると、年収の基準が高いですね。
経営管理の職についている人は、高い報酬を得るのが当然という考えなのでしょうか。
一応私も自分の事務所の経営者なのですが…鼻血が出そうな数字ですね 笑

さて、「イ」にも「ロ」にもあった年齢と研究実績についてのポイントや、「ロ」にあった資格についてのポイントは、「ハ」にはありません。

代わりに地位についてのポイントがあります。
代表取締役、代表執行役または代表権のある業務執行社員だと10点、代表権のない取締役、執行役または業務執行社員だと、5点です。

「ハ」についても、特別加算されるポイントがいろいろあります。
よく使われそうなものは「イ」や「ロ」と同様、日本の大学を卒業し又は大学院の課程を修了して学位を授与されている場合に10点、日本語を専攻して外国の大学を卒業していたり日本語能力試験N1合格相当日本語能力がある15点、N2相当ですと、10点というものです。
その他に「ハ」独特のものがありまして、日本の機関の行う貿易その他の事業に1億円以上を投資すると、5点加算されます。


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