2017年3月– date –
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子どもでも遺言できる?
遺言能力 遺言は、遺言の内容を理解して、それがどのような結果をもたらすのかを考えられる程度の能力が必要であるとされます。 遺言能力といいます。 民法では15歳以上であれば遺言をすることができると定めています。 大体それくらいの年齢になれば、遺... -
遺言書を開けたら5万円取られる!?
遺言書が見つかったら 被相続人が亡くなったあと、遺言書が見つかった場合には、速やかに家庭裁判所に提出して、「検認」を請求しなければなりません。 「けんにん」です。 また、遺言書を保管していた人が、被相続人が亡くなったことを知った場合にも、同... -
その相続、ちょっと待った!
マイナスの財産 たとえば、被相続人の遺産が200万円の借金と300万円の預金だった場合に、500万円の借金がある相続人がこれを相続するとします。 相続すると、遺産と相続人自身の財産とが混同することになります。 つまり、借金700万円と300万円の預金とい... -
亡くなってから3ヶ月後に借金が判明!
熟慮期間 以前、自分のために相続が始まったことを知った時から3ヶ月の間に限定承認も放棄もしなければ、単純承認としてプラスの財産もマイナスの財産も引き継がれるというお話をしました。 自分のために相続を始まったのことを知った時というのは、基本的... -
遺産分割が終わったのに、新たに相続人が出てきたら
認知の効力 子が認知がされると、その子が生まれた時に効果がさかのぼります。 とすると、被相続人の死後に認知された人は、その人の生まれた時から被相続人の子どもであったことになります。 ただし、その場合でも、第三者の権利を害することはできないと...